新しい年を迎える1月には、お正月や成人式など、みんなで集まって楽しめる行事・イベントがたくさんあります。大勢が集まったときは、ケータリングやデリバリーを活用して、時期にちなんだ美味しい料理や食べ物を手軽に楽しんではいかがでしょうか。
今回は、1月に開催される行事・イベントにぴったりのケータリング・デリバリープランを紹介します。
1月の行事カレンダー
1月には、日本ならではの伝統や風物詩を楽しめる行事が複数あります。
まずは、1月の主な行事を一覧にまとめてみました。
お正月/元日(1月1日)
日本では、毎年1月1日を「元日」と呼び、1日〜3日を「正月三が日」と呼んでいます。
お正月には、初日の出や初詣を楽しんだり、お雑煮やおせちといった縁起の良い食べ物を食べたりしながら新年を迎えたお祝いをするのが一般的です。
また、年末からお正月にかけては長期休業する企業も多いため、旅行にでかけたり、帰省をしたり、普段はなかなか会えない親戚や友人と集まったりなど、さまざまな楽しみ方があるでしょう。
書初め(1月2日)
「書初め」は、新年に初めて毛筆で文字を書く伝統行事で、毎年1月2日に行われるのが一般的です。多くの場合、新年の抱負や目標を書き記すことで、新たな一年の決意を形にする場として親しまれています。
「1月2日に新しい習い事を始めると上達する」という言い伝えがあります。
書初めの由来である平安時代の宮中行事「吉書始め」(きっしょはじめ)は、元旦の早朝に初めて汲まれた清らかな水を使って墨をすり、その年の恵方(縁起の良い方向)に向かって詩や歌を書くことで、新しい年の吉兆を願いました。
現在の「書初め」は、「1月2日に書初めをすると字が上手くなる」とも言われ、文字を書く練習の意味も込められています。
学校の授業や地域イベントとして開催されることも多く、子どもから大人まで楽しめる行事として広がっています。また、書いた作品を飾ることで新年の決意を家族や友人と共有する場としても親しまれています。
七草粥(1月7日)
1月7日は、人日の節句である「七草粥(ななくさがゆ)」を食べる日です。
七草粥というのは、1年間病気をしないよう願い、春の七草を使って作られたお粥のことを指します。
春の七草というのは、せり・なずな・はこべら・すずな・すずしろ・ごぎょう・仏の座のことで、家庭ではもちろん、学校や保育園の給食でも七草粥がでることがあります。
松の内(1月7日または1月15日)
「松の内」とは、お正月に訪れる年神様(としがみさま)が各家庭に滞在される期間を指します。この期間中は、門松やしめ飾りなどの正月飾りを飾り、年神様をお迎えし、新年の幸せを祈る風習が広く行われています。
松の内の期間は地域によって異なります。
関東地方や東北地方、九州地方などは1月7日まで、関西地方は1月15日の小正月までとする場合が多いです。
松の内の期間が終わることを「松の内が明ける」と言い、お正月が終わって新年の生活に戻ることを意味します。
松の内が明けると、各家庭のお正月飾りを集めて燃やす「どんと焼き」と呼ばれる行事が行われる地域もあります。
鏡開き(1月11日)
地域によって異なりますが、1月11日に「鏡開き」を行う風習があります。
鏡開きとは、お正月に飾っていた鏡餅を割って食べることを指します。鏡餅には神様が宿るとされていて、鏡餅を割って開くことで神様をお送りし、お正月に一区切りをつけるとされているのです。割った鏡餅には神様の力が授かっていると言われているため、健やかな1年を願いながら食べると良いでしょう。
成人の日(1月の第2月曜日)
毎年、1月の第2月曜日は「成人の日」です。
成人の日とは、新成人が大人になったことを自覚し、大人に仲間入りしたことを祝う日とされています。この日に、成人式を行う自治体がほとんどで、最近では仕事で成人式に参加できない新成人のために、企業で「社内成人式」を開催するところも増えているようです。
また、成人式の日には、進学によって離れてしまった友人たちと集まって同窓会を開き、料理やお酒を楽しむ新成人も多いです。
小正月(1月15日)
「小正月(こしょうがつ)」とは、1月1日の「大正月」に対して、1月15日の正月行事を指します。旧暦では1月15日は新年最初の満月の日であり、この日を祝う風習が古くから続いてきました。
現代の小正月には、無病息災を願って小豆粥やぜんざいを食べたり、1年の豊作を祈って「餅花(もちばな)」を飾ったりする風習があります。
餅花は、枝に稲穂に見立てた紅白の餅をつけて、神棚や室内に飾るものです。
さらに、地域によっては、1月15日だけでなく、14日から16日の3日間を「小正月」とする習慣もあります。
初天神(1月25日)
「初天神(はつてんじん)」は、1年最初の「天神の日」である1月25日を指します。
学問の神として知られる菅原道真公の誕生日(6月25日)と命日(2月25日)にちなみ、毎月25日に天満宮や天神社で行われる特別な日です。
初天神の日には全国の天満宮や天神社でさまざまな行事が開催されます。
京都の北野天満宮では、約1,000軒もの露店が立ち並ぶ賑やかな催しがあり、日没後のライトアップも魅力的です。また、鎌倉市の荏柄天神社では、書家や一般参拝者が持ち寄った古い筆や鉛筆を供養する「筆供養」が行われ、道真公が学問の神として崇められている背景を反映した行事となっています。
1月の主なイベント一覧
続いては、1月に行われる主なイベントを紹介します。
箱根駅伝(1月2日・3日)
箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、毎年1月2日と3日の2日間にわたって開催される大学対抗の駅伝大会です。
2025年は第101回となり、全20校と選抜チームの計21チームが参加します。
上位10校は次回大会への出場権を獲得でき、残りの10校は予選会で選ばれます。
東京大手町の読売新聞東京本社ビル前をスタートし、神奈川県箱根町の芦ノ湖をゴールとする10区間往復217.1kmのコースは、学生駅伝大会の中で最長の長さです。
大会の様子は例年テレビで生中継され、お正月の風物詩となっています。
初売り・福袋(1月初旬)
「初売り」は、新年最初のセールとして百貨店やショッピングモールで開催されるイベントで、多くの場合1月1日または2日にスタートします。
初売りの目玉と言えるのが「福袋」です。
福袋は中身が見えない袋に商品を詰めたもので、購入者が、何が入っているかを開けてからのお楽しみとするのが一般的です。
最近では中身が見える福袋も増えており、選ぶ楽しさが広がっています。
福袋の起源は江戸時代にさかのぼります。七福神の1人、大黒天が持つ大きな袋をモデルにしたという説が有力で、縁起物として人気を集めました。
初売りセールや福袋は新年の賑わいを象徴するイベントで、1月初旬まで多くの店舗で購入可能です。
新年会(1~2月)
「新年会」とは、新年を祝いながらお酒や食事を楽しむ会のことです。
新年の挨拶をしたうえで、1年の目標を掲げたり、抱負を述べたりするのが一般的で、決意をあらためる良い機会となるでしょう。
企業で行う新年会では、経営方針や目標を定め、社員の意思統一をする決起集会のような意味合いもあります。
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賀詞交歓会(1~2月)
賀詞交歓会(がしこうかんかい)とは、主にビジネスシーンにおいて、新年の始まりを祝うとともに、交流を深めることを目的とした会合です。
一般的には、取引先の企業が集まり、名刺交換などを行う場として認識されています。
1月や2月に開催されるケースが多く、会社内の貸し会議室やホテルなどの貸し会場で行われます。
食事や軽食を囲みながら自由に交流する立食形式が一般的で、終始和やかな雰囲気で、新年の訪れを祝います。人脈を広げ、ビジネスチャンスを得る貴重な機会となるため、積極的に参加するのがおすすめです。
賀詞交歓会の運営を任された場合には、会場や食事を早めに手配しておきましょう。
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最後に
1月には家族や親戚、友人同士で集まる行事・イベントがたくさんあります。
大人数で集まるイベントやパーティーを美味しい料理で盛り上げるなら、ケータリングやデリバリーの活用がおすすめです。
サンケイ会館には、10名様程度の少人数から20名様以上の大人数まで、さまざまな行事・イベントにご活用いただけるケータリング・デリバリープランを多数ご用意しております。1月の行事・イベントのパーティー料理は、ぜひサンケイ会館へお気軽にご相談ください。