二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつである立秋は、「りっしゅう」と読みます。
立秋とは何か、どんな過ごし方をするべきなのか、詳しくは分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2024年の立秋はいつなのか、由来や過ごし方、食べ物について紹介します。
立秋とは
立秋(りっしゅう)とは、秋の始まりのことを言います。
二十四節気の中でも特に重要とされる八節(夏至と冬至、春分と秋分、立春・立夏・立秋・立冬)のひとつで、季節を区分する言葉として、古くから使われてきました。
立秋は暦上、夏の暑さのピークとされており、秋に向けて季節が移り変わる日という意味を持ちます。
立秋翌日からの暑さは残暑と呼ばれるようになりますが、暦上の季節と実際の季節感は異なり、まだまだ暑さのピークが続くことが多いです。
2024年の立秋はいつ?
二十四節気は、太陽の動きに合わせて1年を24等分しているため、毎年同じ日に固定されるわけではありません。
また立秋は、立秋に入る日と、次の二十四節気である処暑までの約15日間の期間という2つの意味があります。
2024年の立秋に入る日は8月7日です。そして、2024年の立秋の期間は8月7日から21日までの15日間となります。
立秋の過ごし方
立秋の期間は、ちょうど夏休みやお盆と重なる時期でもあります。そのため立秋では、実家や田舎に帰省して家族や親戚と集まったり、迎え火や送り火、お墓参りなど先祖の霊を供養したりして過ごす方が多くなります。
ほかにも、立秋の時期には商店街や社寺などで盆踊りが行われたり、夏休みの帰省に合わせて同窓会が開催されたりするので、大勢で集まる機会が増えるでしょう。
また、立秋の時期には、日本特有の文化である残暑見舞いを送る方もいます。
立秋以降は残暑と呼ばれるため、立秋までの期間は暑中見舞い、立秋の翌日からは残暑見舞いを送るのが習わしです。
しかし、暦の上では秋の始まりとされる立秋も、実際は盛夏で、猛暑が続くことが多いです。家族や親戚が集まるお盆では、長時間キッチンに立つのは一苦労でしょう。
そんなときは、ケータリングやデリバリーの活用がおすすめです。
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例えば、オードブル料理のデリバリーは、家族や親戚が集まったときのお食事にぴったりです。また、盆踊りや夏祭りの打ち上げ、同窓会などのイベントには、ケータリングを活用してはいかがでしょうか。会場セッティングや後片付けもスタッフが行うため、美味しいお料理を食べながらのんびりと過ごすことができます。
立秋の時期に美味しい食べ物はどれ?
ここからは、立秋の時期に美味しい食べ物を紹介します。
旬を迎える食材は栄養が豊富なので、ぜひ食事に取り入れて身体を労わりましょう。
桃
産地によって旬の時期は異なりますが、立秋の時期になると、いたるところで桃を見かけるようになります。
甘くて水分をたっぷり含む桃は、汗をかきやすい夏場の水分補給にぴったりです。冷えた桃をデザートとして食べるのがおすすめです。
イチジク
夏に旬を迎えるイチジクは、立秋の時期に美味しく食べることができます。
秋に旬を迎えるイチジクに比べて大きく、さっぱりとした味わいをしています。
ナス
照りつける暑い日差しを受けて育つ立秋のナスは、みずみずしく、美味しく育っています。
強い日差しと高い気温によって皮が厚くなり、果肉も詰まった実となるので、食べ応えがあるでしょう。
オクラ
まだまだ暑さが続く立秋は、オクラが美味しい時期です。
オクラには夏バテ防止や免疫力アップの栄養素が含まれており、暑い夏こそ積極的に食べたい野菜でもあります。
とうもろこし
立秋の頃は、とうもろこしが甘く一番美味しい時期でもあります。
ただし、とうもろこしは鮮度が落ちやすく、時間が経つと糖分がでんぷん質に変わり甘さが薄くなるため、早めに調理して食べるのがおすすめです。
スズキ
立秋の頃のスズキはよく太っており、非常に美味しい時期です。
良好な水質で育ったスズキは身の部分はもちろん、カマや胸びれといったアラは煮つけに、骨は出汁にと、一尾丸ごと余すことなくお料理に使えます。
最後に
立秋の期間は、ちょうどお盆と重なる時期となるので、家族や親戚など多くの人と食事を囲む機会が増えるでしょう。
そんなときこそ、旬の食材を用いた美味しいお料理を食べて、夏バテした身体を労わりたいものです。
サンケイ会館では、お客様のご予算・ご要望に応じて、立秋の時期に美味しい食材を用いた本格的なプロのお料理をケータリング・デリバリーでお届けいたします。大人数でお食事をする際は、ぜひお気軽に、サンケイ会館までお問い合わせください。