慰労会って何するの?意味や目的、準備の流れを紹介

大きなプロジェクトが終わった後や決算が終了した年度末などに、慰労会を開催する会社は多いですよね。
しかし、いざ慰労会の幹事を任されると、「慰労会ってどんなことをするの?」「何を準備すればいい?」など、分からないことが多いという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、慰労会とは何か、意味や目的、準備の流れなどを掘り下げて紹介します。

慰労会とは

慰労会とは、大きな仕事を終えた人や頑張った人が集まって、お互いの苦労をねぎらう会を指します。
また、定年退職する方を皆でねぎらうために慰労会を行うこともあります。

慰労会の多くは、飲み会のような形式で行われており、社員同士のコミュニケーションを深める場としての機能も果たしています。

慰労会と懇親会の違い

懇親会とは、同じ目的を持つ人が集まり、親睦を深める会のことです。

どちらもコミュニケーションを深める場ではありますが、慰労会は労をねぎらう会、懇親会は交流や情報交換を目的とした会と覚えておくと分かりやすいでしょう。

懇親会の開催について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
https://sankeikaikan.co.jp/catering/column/catering/what-is-social-gathering/

慰労会を企画・準備するときの流れ

慰労会を企画・準備するときの流れ

慰労を目的とした慰労会は、頑張った人たちがリラックスして、ほっと一息つけるような会にしたいですよね。

ここからは、慰労会の幹事を担当する方に向けて、企画・準備の流れを紹介していきます。

開催時期はいつ?

慰労会は、仕事の成果を称えることが多く、大きなプロジェクト終了後、繁忙期終了後、会社の決算終了後など、何らかの区切りがついたときに開催されるのが一般的です。

また、定年退職される方をねぎらう慰労会は退職日の前後、長期出張や海外出張中の方をねぎらう慰労会は、帰ってくるタイミングで開催する傾向にあります。

開催場所はどこ?

慰労会の開催場所は、参加人数や規模によって変わります。
仲間内だけの慰労会であれば、居酒屋やレストランで行うのも良いでしょう。

プロジェクトチーム全体、会社全体で行う慰労会は、社内の会議室や貸し会議室、レンタルスペースなどを利用してはいかがでしょうか。
お料理や飲み物はケータリングを利用すると、かしこまり過ぎずに特別感も生まれて、慰労会にぴったりのパーティー会場になります。

当日の進行はどうする?

大人数で慰労会を行う場合は、単なる飲み会にならないように、当日のプログラムと進行内容を決めておくとスムーズです。

一般的な慰労会の流れは、以下の通りです。

  • ① 開会の挨拶
  • ② 乾杯の挨拶
  • ③ 余興
  • ④ 主役のスピーチ
  • ⑤ 締めの挨拶

司会進行は誰がするのか、挨拶・スピーチは誰にお願いするのかも、あらかじめ決めておき、遅くとも数日前には本人にお願いにいきましょう。

また、慰労会には参加者全員が楽しめるレクリエーションを取り入れるのもおすすめです。
マジックやジャグリング、パントマイムなどプロのパフォーマーを呼んでショーを披露するのも良いですし、全員参加で楽しめるゲーム大会も盛り上がります。

服装はどうする?

慰労会に参加するときの服装は、会場と参加人数に合わせて決めると良いでしょう。

気の合う仲間同士の慰労会であれば、普段着で問題ありません。
参加人数が多くても、社内の会議室などで行う慰労会なら、普段通りの服装でOKです。

一方で、取引先など社外のお客様も招待して行う慰労会であれば、社内のメンバーに対しては、スーツやジャケット着用など、軽めのドレスコードを指定しても良いかもしれません。

案内文の書き方は?

慰労会の開催をお知らせする案内状は、メールでも問題ありません。
ただし、慰労される側(主役)向けと、それ以外の参加者向けの2種類を作成する必要があります。

いずれの場合も、件名には「○○慰労会のご案内」と具体的に分かりやすく記載することが大切です。

慰労される側(主役)向けのメール文例を紹介します。

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〇〇部長

この度は職務をまっとうされてのご退職、大変お疲れさまでございました。○○部長のご指導には、社員一同、大変感謝しております。

つきましては、○○部長のご活躍に敬意を表して、感謝の意を込めた慰労会を催したく、社員一同で準備させていただいております。
貴重なお時間を頂戴いたしますこと、誠に恐縮ではございますが、○○部長にはぜひご出席していただきますようお願いいたします。

以下に日時・場所を記載しておりますので、ご検討をよろしくお願いいたします。

1.日時:〇月〇日〇時開始
2.場所:○○(店名や住所、地図)
3.連絡先:〇〇

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主役に向けた案内状では、慰労会開催の詳しい情報を書くことはもちろん、感謝の意を表した文章を心がけましょう。

参加者に送る案内状には、以下の5点を記載してください。

  • 1.慰労会の主役の名前
  • 2.開催日時
  • 3.場所(店名や住所、地図)
  • 4.会費
  • 5.出欠席の返答締切日
  • 6.連絡先

最後に

最後に

慰労会の幹事を任されたときは、開催日時と場所、当日の進行プログラムや余興を決めるなど、一つひとつ準備を進めていきましょう。

慰労会のお料理や飲み物は、ケータリングの利用がおすすめです。
サンケイ会館では会場セッティングから料理、片付けに至るまですべて弊社スタッフにお任せいただけるケータリングサービスを提供しております。
和食・洋食・中華料理、デザートにいたるまで幅広い豊富な料理メニューをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

https://sankeikaikan.co.jp/catering/