社員総会とは?目的や企画の立て方、服装マナーも紹介

社員総会は、すべての従業員を集めて開催する大規模なミーティングです。
社員総会の幹事として、企画と運営を任せられたけれど、どうすれば良いか分からないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、社員総会とは何か、目的や企画の立て方、服装マナーまで分かりやすく紹介します。

社員総会とは

社員総会とは、会社の従業員が集まって、経営戦略やビジョンを共有していく会議のことです。
一般企業には実施義務はありませんが、一般社団法人においては最低でも年1回開催するよう定められており、前期・当期の事業報告などを含め、会社の運営方針、役員の人事発表などを行います。

社員総会の目的

一般企業における社員総会は、部署の垣根を越えた従業員同士の交流の促進、社員のモチベーションアップ、インナーブランディングや組織力の強化を目的として開催される傾向にあります。
また、従業員を労うことを目的として、社員表彰やレクリエーションなどを取り入れる企業もあるようです。

一般社団法人の社員総会は、前述の通り、前期・当期の事業報告、会社の運営方針などの共有を目的として開催されます。

社員総会を開催するメリット

社員総会の開催によって従業員のモチベーションが高まれば、生産性の向上や離職率の低下が期待できるなどのメリットがあります。

従業員が自社のビジョンや経営戦略に関する理解を深めることで、自主的に仕事に取り組めるようになれば、業績アップや企業の成長にもつながるでしょう。

社員総会と株主総会の違い

社員総会は少なくとも年に1回従業員全員が集まり、経営ビジョンや事業方針を共有したり、従業員同士の親睦を深めるための集会です。

一方で、株主総会とは、従業員ではなく株主に対して、会社の事業報告や今後のビジョンなどを説明したり、重要な決議を行うために開催する会議をさします。
原則として、議決権をもつ株主が出席する集会です。

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社員総会の企画の立て方

社員総会の企画の立て方

社員総会の開催は、多い企業では3ヶ月に1回、最低でも年1回行います。
企業によって開催にばらつきはありますが、成功するように早めに企画・準備をすることが大切です。
ここからは、社員総会の企画の立て方を紹介します。

開催方法を決める

まずは、社員総会の開催方法を決めましょう。
一般的に、社員総会は「オンライン形式」「オフライン(リアル)形式」「ハイブリッド形式」の3パターンで開催されています。

オンライン形式の社員総会は、全国に支店や営業所がある企業でも費用や移動の手間をかけずに従業員全員を集めやすいというメリットがあります。
一方で、オフライン(リアル)形式は、従業員のモチベーションを高めやすく、参会者が社員総会に集中しやすいのがメリットです。
一部の従業員のみ会場で参加し、それ以外の従業員はオンラインで参加するというハイブリッド形式の社員総会を開催する企業もあります。

開催場所となる会場を予約する

社員総会の開催方法が決まったら、開催場所をどこにするか検討したうえで、会場は早めに予約しましょう。
必要な備品や機材がそろっているか、スムーズにアクセスできるかなど、条件を挙げたうえで、希望に合う会場を探してください。

大人数が集まる社員総会の場合、ホールや貸し会議室にケータリングを手配して、軽食や飲み物を楽しみながら、歓談やレクリエーションを行うケースもあります。
ケータリング会社に依頼すれば、会場設営からテーブルセッティング、給仕や後片付けまですべて任せられるため、幹事の負担を大幅に減らすことができます。

プログラムを決める

社員総会のプログラムは、企業によって異なります。
一般的な社員総会では、以下のようなプログラムが組まれる傾向にあります。

  • ・業績報告
  • ・事業戦略・経営戦略の説明
  • ・代表挨拶
  • ・社員表彰式
  • ・歓談
  • ・レクリエーション
    (ビンゴ大会や自社に関するクイズ、事業内容をまとめた映像コンテンツの配信など)

運営スタッフを決める

社員総会の運営スタッフとしては、幹事以外にも、受付や参加者のアテンド、映像や音響担当などが必要です。
各部署の従業員から運営スタッフを選出すると、全部署に当事者意識が芽生えやすくなり、一体感が生まれるでしょう。

当日にスムーズに社員総会を進行するには、タイムスケジュールやトラブル対応マニュアルを作成し、運営スタッフに配布しておきましょう。

リハーサルを行う

社員総会を行う前日までに、一度はリハーサルを行いましょう。

特に、映像・音響などの機材操作、挨拶の順番、表彰の手順などは、リハーサルでしっかりと把握することが大切です。

社員総会の服装マナー

社員総会の幹事になると、参加者から服装について聞かれることも多いです。

社外の来賓も招くような厳粛な社員総会の場合、参加者の服装としては、スーツやインフォーマル、セミフォーマルといったきちんとした服装が好ましいでしょう。
会場によっては、スーツやオフィスカジュアルでも良いかもしれません。

基本的にビジネスイベントなので、普段着や遊び着などを着用するのはNGです。
会議や情報共有の場でもあるため、結婚式に着ていくような華やか過ぎるパーティードレスも避けたほうが良いでしょう。

最後に

最後に

社員総会はすべての従業員が参加し、自社のビジョンや経営戦略の理解を深める機会となります。より多くの社員が参加し、自社で働くモチベーションを高めるためにも、ケータリングやレクリエーションなどを取り入れるのがおすすめです。

サンケイ会館では、和食や洋食、中華やデザートまで幅広いバリエーションのお料理をご用意いたします。弊社スタッフが会場セッティングから片付けまで行いますので、いつもの会議室やホールもワンランク上のパーティー会場に演出させていただきます。
社員総会での歓談・パーティーでは、ぜひサンケイ会館のケータリングをご利用ください。
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