謝恩会とは?企画・準備の流れ、服装・ドレスコードについて解説

幼稚園・保育園から大学に至るまで、卒業とともに行われるイベント「謝恩会」。
謝恩会の幹事を任されたけれど、何から始めるべきか戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、謝恩会とは何か、企画・準備の流れ、服装・ドレスコードなど、謝恩会の幹事が知っておきたいことをまとめて解説します。

謝恩会とは

謝恩会とは、感謝の気持ちを伝えるために開かれるパーティーのことを指します。

主に卒業生や保護者が恩師に対して開催するケースが多く、感謝の気持ちを伝える相手には教職員だけではなく、両親が含まれることもあります。

基本的に卒業式の後に行われ、高校までは保護者が主体となって開催される傾向にありますが、大学や専門学校になると卒業生が主催することも増えます。

謝恩会の企画・準備の流れ

謝恩会の幹事になったら、全体の流れとスケジュール、やるべきことを整理したうえで、一つひとつ順番に手配を進めていきましょう。
ここでは、一般的な謝恩会の企画・準備の流れを紹介します。

会場を選ぶ

まずは、会場探しです。卒業式シーズンは、謝恩会に適した会場に予約が殺到する傾向にあります。
卒業式の日程が決まったら、早めに謝恩会の会場を探して予約をしましょう。

3月はまだ肌寒いため、長時間歩いて移動しなくて良い会場を手配するのがポイントです。
会場の雰囲気の良さや料理のクオリティは、謝恩会の全体的なムードを大きく左右します。できれば下見をしてチェックしておくと安心です。

招待状を作成する

謝恩会の日時と会場が決まったら、招待状を作成します。
招待状の発送は、遅くとも謝恩会の開催1ヶ月前までに完了できるよう心がけましょう。

以下は、謝恩会の招待状の記載例です。
《招待状の例:大学の謝恩会》

謝恩会のご案内

拝啓

忙月の折、時下ますますご清祥のことと存じます。
さて、私たちも先生のご指導のおかげで、3月〇日をもって卒業することとなりました。
心より感謝申し上げます。

つきましては、先生をお招きした謝恩会を開きたいと存じます。
御多忙のことと存じますが、ぜひご出席賜りますようよろしくお願い致します。

敬具

日時:令和〇年3月〇日(〇曜日)午後〇時開始(受付:午後〇時〇分より)
場所:○○ホール(簡単な場所の説明)

以上

食事・飲み物はケータリングで

レストランやホテルなどの会場で謝恩会を行うのも良いですが、ホールやイベントスペースなどを借りて、食事・飲み物はケータリングを手配するのもおすすめです。

ケータリング会社には、会場セッティングから料理・飲み物の手配まで、すべて任せることができます。
どんな場所でもワンランク上のパーティー会場に仕上げてくれるほか、給仕や後片付けもすべてスタッフが担当してくれるため、幹事は謝恩会の運営に集中できるというメリットがあります。

出し物・余興を手配する

謝恩会では、演奏やダンス、歌唱、ゲームなど、盛り上がる出し物や余興を準備しましょう。

お世話になった恩師に対して感謝の気持ちを伝えるスピーチをしたり、名前入りギフトやフォトパネル、花束などを用意したりすると、記憶に残る謝恩会になります。

当日の運営スタッフを手配する

謝恩会のプログラムが決まったら、司会進行役、受付、アテンド、音響・照明など、当日の運営に必要なスタッフを手配しましょう。

謝恩会をスムーズに進行できるように、スタッフにはタイムスケジュールを配布するのはもちろん、トラブル発生時の対応方法なども周知しておくことが大切です。

謝恩会の服装・ドレスコードについて

謝恩会の服装・ドレスコードについて

謝恩会の幹事になると、参加者から服装やドレスコードについて質問を受けることがあります。
招待状にドレスコードの記載をしておくと親切かもしれません。

謝恩会の服装・ドレスコードは、会場に合わせるのが基本です。
居酒屋などのカジュアルな会場ではない限り、セミフォーマルからフォーマルな服装で参加してもらうと良いでしょう。
女性ならワンピース系のドレス、男性ならスーツの着用が無難です。

謝恩会の主役は生徒と先生なので、保護者は派手過ぎない服装での参加が望ましいと言えます。

最後に

最後に

謝恩会は、恩師や保護者など、お世話になった方々に感謝を伝える良い機会です。
幹事として思い出に残る謝恩会を開催するためにも、会場選びや招待状作成などをしっかり行い、準備を進めていきましょう。

サンケイ会館では、和食や洋食、中華やデザートに至るまでバリエーション豊富なケータリング料理をご用意しております。
ご指定の場所でワンランク上のパーティーを演出させていただきますので、卒園式・卒業式後、移動の手間をかけずに美味しいお食事が楽しめます。
卒園式・卒業式後の謝恩会では、ぜひサンケイ会館のケータリングをご利用ください。
https://sankeikaikan.co.jp/catering